国際ホテル宇部(宇部市島1、TEL 0836-32-2323)に4月24日、鉄板焼き「旬」がオープンした。
同ホテル最上階の7階で、30年以上にわたり営業してきた中華料理店「桃花林」を1月16日に閉店し、フロアを全面改装してオープンした同店。大きく取った窓を持つ店内からは宇部の街が一望できることから、「眺めを生かしたぜいたくな空間の店を」と1年の構想期間を経て、高級趣向の鉄板焼き店に刷新した。
ブラウンを基調にした店内は、カウンター10席、テーブル席10席。専属シェフが付く6人まで利用可能なVIPルーム(利用料5,000円)も設ける。コースメニューを主軸にし、宮崎や鹿児島、佐賀など九州産の牛肉のヒレやサーロインをメーンに、焼き野菜やアワビ、フォアグラなどを提供する。
メニューは、黒毛和牛をメーンに8品が付く「茜」(7,020円)や和牛とアワビや伊勢エビなど10品が付く「旬」(1万800円)や魚介類をメーンにした「潮」、地鶏や黒豚、黒毛和牛など肉をメーンにした「極」(以上9,180円)など10コース。そのほか、魚介類や肉料理などの単品メニューも25種類をそろえる。
「牛肉はA4ランク以上でそのとき最も良いものを厳選して仕入れ、野菜も旬のものを使って提供する。最高の食材を五感でお楽しみいただける」と料理長の時津繁則さん。
同ホテル業務部の堤正憲さんは「中華料理店の閉店を惜しんでくださるお客さまの声も多く頂いたが、これまでとは異なるコンセプトの店として自信を持って料理と空間を提供していきたい。特別な1日を過ごしていただくレストランとして満喫してもらえたら」とも。
営業時間は17時30分~22時。