山口県立きらら浜自然観察公園(山口市阿知須、TEL 0836-66-2030)で1月8日、タカなどの猛禽(もうきん)類をテーマにした「バードウオッチング」が開かれる。
「一富士二鷹(たか)三茄子(なすび)」のことわざに掛けて、タカなどを観察する年明けの恒例イベント。12月~3月の同園には、北から渡ってくる鳥を狙って猛禽類が飛来する。
当日は、同園スタッフが鳥の生態などを説明しながら1キロのコースを約1時間かけて散策。参加者は自由に双眼鏡での観察や写真撮影などを楽しむ。
同園スタッフの渡邉徹さんは「毎月のバードウオッチングでも同テーマが最も人気があり、来場数はいつもの約3倍になる。運が良ければオオタカも見ることができる」と話す。
観察できる鳥は、タカ科のトビ、チュウヒや魚を捕食するミサゴなど。干潟では、九州北部・山口県に越冬で飛来するズグロカモメやメジロ、ヒヨドリなども見ることができる。
「どの鳥も確実に見られる保証はないが、げん担ぎとして楽しんでもらえたら。年明けの縁起物として観察を楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~12時。参加無料(センターへの入館料200円が必要)。