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宇部の和菓子店が「じゃんぼいちご大福」、今年も ピーク時は1日700個完売

若狭屋の「じゃんぼいちご大福」

若狭屋の「じゃんぼいちご大福」

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 宇部・西岐波の和菓子店「若狭屋」(宇部市西岐波、TEL 0836-51-9301)が提供している「じゃんぼいちご大福」が、今年も話題を呼んでいる。

4Lサイズのイチゴを使う「じゃんぼいちご大福」

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 通常のイチゴのおよそ2倍を超える38グラム以上(4Lサイズ)のイチゴが入荷したときのみ販売する同商品。今季は12月中旬から少しずつ販売を始めた。

 同店の前田美幸さんは「販売日には店頭に旗を立てて知らせているが、常連客やじゃんぼいちご大福ファンの方が早速お越しになり、昼には完売する日もある」と話す。

 黒餡(くろあん)と白餡の2種類で、価格は各350円。2010年の同店移転1周年から期間限定で販売しているが、大きさと味わいが口コミで話題を呼び、冬の恒例商品として多い日には1日700個が完売する人気ぶりを見せる。

 イチゴのみずみずしさと当日朝手作りする餡を使う新鮮さが特徴で、少しでも傷があるイチゴは使わず、イチゴの水分が餡に染み出ない工夫も凝らすなど、こだわりも強い。「シンプルな和菓子だけに、出来たてと材料の質にはこだわっている。妥協せずに良い状態で提供したい」と前田さん。

 「毎年じゃんぼいちご大福の時期には、客層が幅広くなる。それだけ知っていただいていると思うとうれしい。時には容器に入らないほどの特大サイズの大福も出てくるので、楽しみにしてもらえれば」とも。ピークは1月末~2月中旬と3月上旬を見込み、3月末まで販売する。

 営業時間は8時~18時(完売した場合は閉店)。日曜・祝日定休。

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