山口・湯田温泉に6月1日、中華料理店「Chinese Kitchin 貴(チャイニーズキッチンたか)」(山口市湯田温泉6、TEL 083-932-1139)がオープンした。
店舗面積は約40坪。ブラウンを基調に、スタイリッシュに落ち着いた雰囲気にした店内にテーブル18席と円卓の個室8席を設ける。
店主は、東京都内の中華料理店で17年間修業を積んだ山口市出身の山本貴幸さん。40歳を前にUターンを決意し地元で開業。ダシやスープ、ラー油、XO醤など20種類以上の調味料を手作りするほか、長州どりや鹿野豚など地元食材を積極的に取り入れ「素材に手を加えすぎないこと」をモットーにする。
山本さんは「山口には中華料理店が多くはないので、魅力を伝えていきたい。伝統的な技法や知識と、これまで培ってきた『私の味』をエッセンスとして加えて表現したい」と話す。
メニューは、ランチタイムには2種類から選べる日替わりのメインにスープや杏仁豆腐(アンニンドウフ)が付く「ランチセット」(1,300円)や「ゴマの香り立つ担々麺」(1,100円)や「酸辣湯麺(スーラタンメン)」(1,000円)など約10種類を用意。
ディナータイムには、「トマトたっぷりエビのチリソース」(1,600円)や「鹿野豚の特性黒酢スブタ」(1,400円)、「長州どりの香り揚げ 塩レモン入りユーリンソース添え」(1,200円)などのほか、「フカヒレと蟹肉の濃厚白湯仕立て」(2,700円)や「干しナマコと乾燥アキレス腱の海老の卵煮込み」(3,300円)など約40種類を提供する。
「目指すのは、食べた後にすっきりとするような料理。食べていただいた方に納得してもらえるものを提供していきたい。少しずつ知名度を広げていければ」と山本さん。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~22時30分。月曜定休。