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宇部にラーメン店「ろくの家」 家族層ターゲットに、定食メニューも

ファミリー層の利用に重点を置く「ろくの家 宇部厚南店」

ファミリー層の利用に重点を置く「ろくの家 宇部厚南店」

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 宇部・厚南に11月15日、九州系ラーメン店「らーめん食堂 ろくの家(や)宇部厚南店」(宇部市黒石北3、TEL 0836-38-6606)が移転オープンした。

家族連れが利用しやすい座敷席

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 山陽小野田・中央で3年間営業してきた「ろくの家 小野田店」が移転した同店。場所は、回転ずし店「すし遊学」跡。県内に4店舗を展開するファンプライド(宇部市南小串2)が運営する。

 店舗面積は約50坪。カウンター18席、テーブル席46席。掘りごたつ席を3卓設けたほか、2卓は広くスペースを取ったフラットな座敷席にした。

 同社の西前慶佑社長によると、今回の移転理由は「ファミリー層の需要に重点を置くため」。これまで「座敷が1卓しか作れず、家族連れをお断りすることも多かった」ことから、今夏に移転を決意したという。20~30代の子連れのファミリー層の利用を視野に入れる。

 提供するのは、焦がしニンニクが特徴の「六黒」(700円)や定番の「六白」(650円)など11種類の麺メニューのほか、ラーメンに合わせる定食も増やし「みそ豚焼き定食」や「黄金チキン南蛮定食」(以上470円)や期間限定の「カキフライ」(500円)など10種類を用意。一品料理も20種類用意し、今後は「もつ鍋」の提供やアルコール類の品ぞろえを増やす予定だという。

 西前社長は「夕食時に、小さな子連れのお客さまの来店が増え、開店して半月だが手応えを感じている。これまでは難しかった6人前後での来店にも対応できるようになった。広さを生かして利用シーンを提案していきたい」と話す。

 営業時間は11時~22時。

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