山口市中心商店街で1月30日・31日、広島で人気を集める立ち飲み店「ビールスタンド重富」の重富寛さんがビアイベントを行う。
「ビールスタンド重富」(広島市中区)は、2014年にオープンした1日2時間のみ営業する立ち飲みスタイルのビアバー。重富さんの「生ビールで街を元気にしたい」という思いや軽快なトーク、喉越しにこだわった味わいがビールファンを中心に人気を集め、話題を呼んでいる。
イベントは、立ち飲み店「ハングアウト」(山口市駅通り2、TEL 090-5704-6371)を会場に、重富さんが復刻させたという「昭和8年のビールサーバー」と「平成のビールサーバー」で「壱度注(つ)ぎ」「弐度注ぎ」「参度注ぎ」など、泡や味わいが異なる10種類の注ぎ方のビールを提供する。1杯500円。
ハングアウトの店主・森下真嗣さんは「今回、重富さんが市内で講演会をされることがきっかけで、お越しいただくことになった。立ち飲みで営業されていることや、街の活性化に取り組まれていることなど共通項もあるので、みんなで話しながらヒントももらえたら。楽しいイベントになれば」と話す。
重富さんは「山口県内でビールを注ぐのは2年ぶり2回目。山口市の皆さんにも、普段のビールも注ぎ方で味のバリエーションがあることを知ってほしい」と話す。「ビールは喜怒哀楽全ての感情に寄り添える飲み物。何気ないビールの役割も伝えていきたい」とも。
開催時間は30日=21時30分~24時、31日=17時~24時。