宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で2月18日、「梅見頃キャンペーン」が始まった。
湖水ホールそばの梅園で、白や桃色など4品種100本の梅の花を楽しむことができる同公園。同キャンペーンは、2013年から始まり今年で6回目を迎える。
梅園の現在の開花状況は「雪も多く厳しい寒さが続いた」ために3割ほど。同園管理課活性化推進係の山下大貴さんは「昨年よりも開花が遅くもどかしい気持ちもあるが、2月下旬~3月初旬には見頃になるのでは」と話す。
期間中、同公園内のカフェや焼き肉店など飲食5店舗で、梅を使った料理やドリンクをメニューに加え、梅の花の見頃を盛り上げる。
25日には、目玉イベントとして恒例の「梅まつり」を開催する。500円で梅酒70種類を試飲できる人気企画「梅酒フェスタ」のほか、初の試みとして、伊藤園とのコラボ企画「お~いお茶×ときわ公園」を実施し、急須を使ったお茶の入れ方無料体験などを行う。
同日は、梅の花を使ったフラワーアレンジメント教室、宇部産のタケノコを使った和洋菓子の販売や、たけのこスープの無料試食なども行うほか、園内カフェ「アンドグリーン」と「レオラ」が屋台出店する。
山下さんは「今年の梅まつりは、新しい企画もあることから問い合わせも多い。梅園の認知度も上がってきていると実感する。五感で梅を楽しんでもらえれば」と来園を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。同キャンペーンは3月4日まで。