宇部の寺で「マルシェ×本堂ライブ」 釈迦の生誕祝う「花まつり」で

「民族楽器の演奏は、本堂の雰囲気に合う。今から楽しみ」と斉藤住職

「民族楽器の演奏は、本堂の雰囲気に合う。今から楽しみ」と斉藤住職

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 宇部の西法寺(宇部市島2)で4月8日、釈迦(しゃか)の誕生日を祝う「花まつり」に合わせてマルシェとライブが開かれる。

ライブを行う西法寺の本堂

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 花まつりは釈迦(しゃか)の誕生日を祝う仏教行事。同寺では花まつりの認知を広め、来場の動機をつくろうと2015年からプロミュージシャンのライブや講演会を同日に催している。今年は初めてマルシェを開き、日頃寺に足を運ばない人たちの来場にも期待する。

 当日は、「花御堂」に祭る釈迦の像に甘茶をかける風習を行い、甘茶を振る舞いながら10時~15時30分、マルシェを開く。会館や駐車場を会場に、市内のカフェ「CAFE 126」、セレクトショップ「TAGAI YO!品店」をはじめ、レストランやパン店、雑貨店など県内の13店舗が出店する。

 そのほか、「お寺でギャラリー」と題して木漆工芸作家・角俊弥さんと鉄細工作家・横田弘志さんの作品を展示。県内で活動するパフォーマンスグループ「ストークバム」は、ジャグリングでイベントを盛り上げる。

 16時から本堂でライブを開く。ディジュリドゥ(オーストラリア先住民の管楽器)奏者のGOMAさんが、活動20周年ツアー山口(宇部)公演で来場し、2000年に解散したロックバンド「BLANKEY JET CITY」のドラマーで俳優でも知られる中村達也さんとのユニット「GOMALIOS」でセッションを披露する。

 斉藤淳理住職は「友人や家族の協力もあって、にぎやかな企画になった。イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスと同じように、花まつりをポピュラーな行事として広め、仏教の風習に親しんでもらいたい」と話す。

 マルシェ・ギャラリーは入場無料。ライブのチケット(甘茶・菓子付き)は、一般=2,500円、小・中・高校生=1,000円、未就学児(保護者同伴)無料。定員100人。チケットの申し込みは同寺(TEL 0836-21-0014)まで。

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