サッカーJ2のレノファ山口FCが7月11日、「天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会」3回戦でJ1のジュビロ磐田と対戦する。会場はレノファ山口ホームの「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)。
天皇杯は、プロ・アマチュア・大学のサッカークラブが参加するトーナメント方式の大会。レノファは6月6日の同大会2回戦で大分トリニータと対戦し、2対1で勝利し3回戦に駒を進めた。
対戦する磐田は、J1優勝経験もある名門クラブ。レノファにとって格上の相手となるが、レノファの坪井慶介選手や渡辺広大選手は「失うものは何もない。いつも通りのサッカーで正面から戦いたい」と口をそろえ、真っ向勝負を挑む。
三幸秀稔キャプテンは「やるからには負ける気はさらさらない。自分たちから攻めに出て、先にゴールを取ることを意識したい。レノファがJ1に上がったらやばいぞ、と相手に思われるくらい、しっかり戦ってリーグ戦にも良い流れを持ってきたい」と意気込む。
霜田正浩監督は、選手たちに「名前負けするな」と声を掛け、「J1で上位争いをしている格上を相手に、どれだけ恐れずひるまず立ち向かっていけるか。戦う前からメンタルで負けないことがポイントになる」と力を込める。
19時キックオフ。