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宇部で工作体験イベント「超(ぶち)工作」 地元作家と夏休みの作品作り

昨年の「超(ぶち)工作」の様子

昨年の「超(ぶち)工作」の様子

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 ゆめタウン宇部(宇部市妻崎開作)で7月27日~29日、子ども向けの工作体験イベント「超(ぶち)工作 #3」が開かれる。

毎年人気が高い絵画教室

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 今年で3回目となる同イベント。同SCの2階の吹き抜け周辺を会場に、県内の作家13人が日替わりでブースを出店し、作品作りを通じて工作の楽しさや地元作家の魅力を伝える。

 主催は、イベント運営などを手掛ける「ありがとう魂」。代表の新野めぐさんは過去2回を振り返り、「毎回作家と子どもたちの距離が、予想以上の早さで縮まっている。工作に夢中になって連日足を運ぶ子どもがいたり、イベント後に作家が開く教室へ通うようになったりと、イベントを通してコアなファンがつくれている」と話す。

 会場には各日7~9ブースが出展。墨彩画家による「絵画教室」(墨彩工房 鬼と地蔵)、竹炭を使う「風鈴づくり」(炭々うさぎ)、LEDを入れる「ボトルランプづくり」(Sea egg)は3日間体験できるほか、「アイシングクッキー」(LaLa Cotta、27日)、「木彫りのコースター」(木彫りのぬいぐるみ、27・28日)、山口市の伝統工芸品「大内人形」(中村民芸社、29日)などが体験できる。料金は700円~2,000円。

 29日は特別企画として、任意団体「はぁとふりぃ下関」による車いす体験講座(参加無料)を開く。

 新野さんは「体験内容を選ぶ時には、子どもに自由に選ばせてあげてほしい」と保護者に呼び掛け、「わが子ながら意外なものに興味を持っていることもあり、新たな長所を発見できる機会になることもある。一つの作品を作り上げることが子どもたちの自信につながれば」と期待する。

 「職人気質のある作家と一緒に工作することで、長く残せる作品を作ることができる。夏休みでないと経験できないことを身近な場所で経験してほしい」とも。

 開催時間は10時~17時。対象は小・中学生。現在ネットでの事前予約を受け付けている。問い合わせは新野さん(TEL 0836-76-3980)まで。

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