自治体同士でスポーツへの参加率を競う市民参加型スポーツイベント「チャレンジデー」が5月29日、宇部市で行われる。
人口規模が同程度の自治体間で当日0時~21時の間に、15分間以上継続して運動やスポーツを行った住民の参加率を競い合う市民参加型のスポーツイベント。掃除や自転車・徒歩通勤なども運動と見なす。
毎年5月の最終水曜に実施され、今年は全国で119の自治体が参加する。敗れた場合は相手自治体の旗を庁舎に1週間掲揚するユニークなルールが特徴。自治体同士の連携・協力関係を築き、スポーツ文化や健康づくりの推進を図る。
宇部市は山口県内で唯一の参加自治体で、今年は山形県米沢市と対戦する。今回が5回目の参加となり、通算戦績は2勝2敗。昨年は神奈川県座間市と対戦し、参加者数9万1520人、参加率54.9%で勝利。今年は10万人を目標に掲げる。
当日はオープニングイベントとして、7時30分から渡辺翁記念会館(朝日町)前で、ラジオ体操を山口弁にした「やまぐち元気ラジオ体操」と、ゆっくりと体を動かす「スローエアロビック」を30分間行うほか、1日を通して市内各所で約40種類のイベントを実施する。
11時15分からはユーピーアールスタジアム(宇部市野球場、恩田町4)で、芝生の上での「青空ヨガ」を行うほか、最終イベントとして18時50分からは新天町アーケード内で全国共通イベントの長縄跳び競技「ロープジャンプX」が行われる。
宇部市文化・スポーツ振興課の大橋天人さんは「運動は継続して行うことが大切。チャレンジデーをきっかけに、日頃の健康づくりへの意識が高まれば」と話す。
運動後の報告は各自申告制で、電話、ファクス、メール、回収ボックスで21時30分まで受け付ける。事前にグループや職場での「参加宣言」も可能。問い合わせ・報告先は宇部市チャレンジデー実行員会(宇部市文化・スポーツ振興課内、TEL 0836-34-8628)まで。