「宇部さかなまつり」が11月17日、宇部の岬漁港周辺で開催される。
水産業への認識を深めることを目的に毎年行われている「山口県豊魚祭」が宇部市で開催されることになったことに合わせて開く。地元の安心安全な魚介類を安価で提供し、魚食と地域の水産業の活性化を図る。
当日は、イベント会場を「漁協活魚販売ゾーン」「漁協女性部ゾーン」「一般飲食・農林水産ゾーン」「企業・行政PRゾーン」の4つのエリアに分ける。貝汁無料配布(限定300食)や活魚・鮮魚の直売、かに汁やうどんなどの飲食を提供する。特設ステージではチェーンソーアートや変面ショー、フラダンス、みぞめ太鼓の披露などを展開する。
事前に申し込みをした小学生と親子を対象に、「魚つかみ取り」と港湾業務艇「おおつ」に乗船する「親子みなと見学会」を行うほか、祭りのフィナーレとして14時30分から「餅まき」を行う。
宇部市役所商工水産部水産振興課の杉山隆明さんは「昨年行われた萩での山口県豊魚祭を参考に、訪れた皆さんに楽しんでもらえるよう準備してきた。たくさんの出店やステージショー、『おおつ』でのみなと見学会は今回特別に開催されるイベント。普段体験できないものなので最後まで楽しんでほしい」と話す。
問い合わせは山口県漁業協同組合宇部統括支店(TEL 0836-31-0233)まで。