美祢市大嶺町に「アーユルヴェーダサロン&スクール 癒しの手」(TEL 080-7012-6860)が3月にプレオープンし、5月20日のオープンに向けて運営を始めた。
店主の藤本淑子さんは、セラピストやサロンを開きたい人向けのプライベートレッスンも行っているほか、技術指導の講師としても全国各地で活動する。大阪で約15年間セラピストとして東洋医学やメディカルハーブなどを学ぶ中で自然療法の「アーユルヴェーダ」にたどり着き、一度都会から離れて静かな田舎での暮らしを望み、両親の実家がある美祢市で店を構えた。
コンセプトは「大人の女性のためのサロン」。働き盛り世代の女性をターゲットに「自分だけを見てホッとできる時間を提供し、健康はもちろん、美しく、幸せで長生きするための知恵を伝えていきたい」(藤本さん)と、定期的に通えない人でもセルフケアの方法を伝えて生活に取り入れられるようにする。
施術では、体質などをチェックした後、フットバスで足を温め、薬用オイルを体にすり込むマッサージを行う。日常生活における食や過ごし方などのアドバイスを行うため、カウンセリングに時間を取ることにこだわるという。
メニューは、ベーシックコースが9,800円(90分)で、フェーシャルをプラスしたものが1万2,800円(120分)。そのほか、個人の悩みや症状に合わせた施術をオプションで提供する。完全予約制で3日前までの予約が必要。
藤本さんは「ほとんどの人が自分のことをよく見ていないので、自分で自分の体や心を見直す時間にしてほしい。アーユルヴェーダは難しいものではなく、すぐに実践できるものばかりだし、自分の体質を知るだけでも面白い」と話す。
今後は、健康管理を目的としたお茶の作り方や栄養学、料理などのワークショップも行っていくという。
営業時間は10時~20時。