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道の駅「きららあじす」に「はなっこりーパン」登場 見た目華やか、地産地消

「きららベーカリー」で販売する4種の「はなっこりーパン」

「きららベーカリー」で販売する4種の「はなっこりーパン」

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 道の駅「きららあじす」(山口市阿知須)内のパン工房「きららベーカリー」で6月27日、山口県のオリジナル野菜「はなっこりー」のドライフラワーを使ったパンの販売が始まった。

華やかな見た目の「はなっこりーパン」

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 同工房は、「せときらら小麦」や「ゆめいしん米粉」など地元の食材を使用した地産地消のパンの開発に取り組んでいる。こうした活動を知ったはなっこりー生産者の原田由貴江さんが話を持ち掛け、同駅駅長の山本由香里さん、養蜂家の久保紀子さん、パン職人の徳本晃江さんが連携。花が咲いてしまうと出荷できなくなる「はなっこりー」の再活用として生産されるドライフラワーを使い、ドライフラワーの華やかさを生かす女性目線を取り入れて開発した。

 販売するパンは、「グリッシーニ」(120円)、「キッシュ」「蜂蜜入りビスケット」(以上150円)、「フォカッチャ」(130円、チーズ入り150円)の4種類。竹炭や発酵バターなどを使うことで見た目や香りの良さを際立たせた。各種1日8個ずつ販売。予約販売も行う。

 販売後の最初の週末には、各種40個以上売り上げた。「一番人気の蜂蜜入りビスケットはもちろん、キッシュやフォカッチャもすぐに完売。ドライフラワーの華やかさもあり、女性の方が多く手に取っていた」とパン工房責任者の吉村隆宏さん。

 「おいしく見た目も華やかなパンができた。新型コロナの影響を受けた地域やお客さまを元気にしたいという思いで開発した。今の状況で気が沈んでいる方は、このパンを食べて気分を上げてもらいたい。また珍しいものが好きな方にも食べてもらい、はなっこりーの良さを知ってもらえれば」とも。

 販売期間は、原材料のはなっこりーのドライフラワーが無くなり次第終了する。

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