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長門で「ドライブインシアター」 感染リスク考慮し車で映画鑑賞、子どもの思い出づくりに

会場の「ルネッサながと」アリーナ前の様子(写真提供=長門ライオンズシネマ実行委員会)

会場の「ルネッサながと」アリーナ前の様子(写真提供=長門ライオンズシネマ実行委員会)

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 車の中から映画を鑑賞するドライブインシアター「NAGATOライオンズシネマ ~未来の子供たちに~」が9月20日・21日、「ルネッサながと」(長門市仙崎)で開催される。

子どもたちに配布するチラシ

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 新型コロナの影響で夏休みの期間が短縮され、家族での旅行なども自粛傾向にある中、子どもたちの思い出づくりを目的に行う。

 主催する長門ライオンズシネマ実行委員会の久永博司委員長は「長門ライオンズクラブが行っている青少年の交換留学制度が今年は中止になり、子どもたちがガッカリする姿を見ていた。子どもたちのために何かできることはないかと考え、ドライブインシアターなら感染リスクを抑えながら開催できるのではと企画した」と話す。

 当日は会場のアリーナの壁に映画を投影し、音声はカーステレオのFM受信機を使って視聴する。20日は子ども向けにアニメ映画「ロラックスおじさんの秘密の種」、21日は大人も楽しめる作品として「イエスタデイ」を上映する。

 17時開場、19時上映開始。今年は花火大会が中止になったことを受け、20日18時50分ごろから花火も打ち上げる。密を避けるため打ち上げ場所は非公開。

 飲食物は持ち込み可能で、会場での販売は申込時の事前予約制。おにぎりセットやサンドイッチ、唐揚げ(以上500円)などのフードのほか、ソフトドリンク(150円)や生ビール(500円)、チューハイ(400円)を用意。ドリンクのみ当日でも追加購入可能。感染予防対策でなるべく車外に出ない環境をつくるため、来場者の車まで会場スタッフが商品を届ける。

 久永委員長は「20日に上映する『ロラックスおじさんの秘密の種』は、志村けんさんが吹き替えを担当していることから選んだ。コロナに負けずに活動する思いを伝えるためにも、感染予防対策を徹底して行う。子どもたちに『今年の夏も楽しかった』と思ってもらいたい」と話す。

 希望者は専用の応募はがきで申し込む。20日用の応募はがきは、長門市内の小学校、幼稚園、保育園で、21日用は長門商工会議所内ライオンズクラブ事務局(長門市深川)で配布する。各日100台、長門市民限定。9月11日必着。

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