「焼肉 蔵元 宇部厚南店」(宇部市妻崎開作、TEL 0836-44-4129)が11月27日、宇部・厚南にオープンした。
福岡と山口を中心に飲食チェーンを展開する「エヌ・エヌ・ドゥ」(本社=福岡市中央区)が自社ブランドとして展開する同店。下松市が発祥で、同店は10店目の出店。宇部市内では2018(平成30)年に開いた「宇部店」(神原町1)に次ぐ2店目となる。
場所はSC「ゆめタウン宇部」の向かい。新築した店内は全席個室で、堀ごたつ席とテーブル席を15室84席を備えるほか、出入り口が異なる「VIPルーム」(部屋料別途1万円)も2部屋設ける。
提供するメニューは、佐賀牛と国産黒毛和牛で、看板商品の「特上タン塩」(2,180円)や「シャトーブリアン」(4,980円)などの焼き肉メニューのほか、「ざぶとんのすき焼き」(2,380円)、「佐賀牛トロ炙(あぶ)り寿司」(580円)など約120種類を用意。
ドリンク類は、生ビール(550円)や酎ハイ(450円)などのほか、焼酎(450円~)やワイン(ボトル3,000円~)、ノンアルコールカクテルなど約70種類をそろえる。客単価は4,000円~5,000円。
同社店舗運営部の大里雅史部長は「既存の『宇部店』は、週末になるとご入店いただけない状況もあり、店舗展開を進める中で宇部市内への出店となった。コロナ禍に配慮して、他のお客さまと顔を合わせないだけでなく、より空気が循環するロースターを導入し、空調も各部屋に1台ずつ設置している」と話す
オープンから約1週間。連日ランチとディナー共に満席で、好調なスタートを切っているという。
「全室デザインが異なるので、何度お越しいただいても違う雰囲気で楽しんでいただくことができる。いつでも一定のサービスが提供できるように心掛け、地域に愛される店として続けていくことができれば。安心安全に楽しんでいただきたい」とも。
営業時間は11時30分~15時、17時~23時。月曜定休。