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宇部ときわ公園で「ぼたん苑×由志園」コラボイベント 冬咲きボタン開花、ライトアップも

宇部ときわ公園内「ぼたん苑」の冬咲きボタン

宇部ときわ公園内「ぼたん苑」の冬咲きボタン

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 宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で現在、同公園の「ぼたん苑(えん)」と日本庭園「由志園(ゆうしえん)」(島根県松江市)のコラボイベント「里山の灯(あか)り」が行われている。

「冬咲き」のボタン

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 12月19日から始まった同イベント。ボタン栽培で知られる「由志園」との連携協定に基づく取り組みの一環。

 同園によると、ボタンの開花時期は本来4月中旬からだが、由志園の職人が持つ技術で調整し「冬咲きボタン」として60株を展示しているという。品種が珍しいという紫色の「写楽(しゃらく)」、人気が高いという赤色の「花王(かおう)」や桃色の「聖代(せいだい)」などのボタンが花を咲かせている。

 17時30分からはライトアップを行う。藁菰(わらこも)で囲った30株の冬咲きボタンに明かりを灯し、鈴の音BGMで和の風情と雰囲気を演出。残りの30株は、古民家「憩いの家」横の棚に、和傘から光を照らして鉢のまま展示する。点灯時間は21時30分まで。

 宇部市ときわ公園課主任の島谷恵子さんは「ボタンは2週間ほどしかもたず、今がちょうど見頃。藁菰(わらこも)がボタンの家のようでかわいらしいし、落ち着いた空間のため心が洗われるような気持ちになる。和の雰囲気が正月を感じさせてくれる」と話す。

 1月31日まで(12月31日、1月1日休園)。

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