山口市道場門前のセレクトショップ「undstar(アンドスター)」(TEL 083-920-7335)で4月29日、イベント「FASHION WEEK」が始まった。
「地方×東京」をテーマに初開催する同イベント。セレクトショップブランド「BEAMS(ビームス)」が展開するレーベル「International Gallery BEAMS」の同店内への期間限定出店を目玉に、大型連休に合わせ5月9日までの11日間行う。
店主の福田真大さんは「東京発の最新情報を紹介しながら、山口の『もの』や『こと』をセレクトして魅力を発信したい」と話す。福田さんがセレクトする「メイド・イン・山口」のアイテムを紹介するほか、コラボ商品などを販売する。
コラボ商品は、同店とファッションブランド「Insonnia PROJECTS」と「International Gallery BEAMS」の3者がコラボしたTシャツと、ファッションブランド「DAILY WARDROBE INDUSTRY」を手掛ける山口県在住のデザイナー・小田隆博さんがデザインし、防府市の藍染め工房「草衣so-i」が天然染めするボタンシャツ。福田さんがプロデュースを務め、数カ月間をかけて商品開発を進めてきたという。
このほか、萩市の窯元「大屋窯」の濱中史朗さんの作品の展示販売を行う。5月3日には「CAPIME coffee(カピンコーヒー)」が出店してコーヒーを販売する。
福田さんは「独立出店して4月で10周年を迎えた。イベントは、東京と地方の山口、それぞれでしかできないことを凝縮した。私のセレクトショップの原点である『ビームス』とコラボできることはとてもうれしい」と話す。
「これまでは、都会や隣県に行かずにどう山口で買い物をしてもらうかもがいてきたが、県内を見渡せば知らない物や人が多く、僕自身がそのこだわりに感動しきりだった。多くの人に知ってもらいたい。今後は、最新を追いかけながらも山口の『もの』をファッションの分野から発信し、感性やライフスタイルなどの魅力を伝えていきたい」とも。
営業時間は10時30分~19時。水曜定休。