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宇部で「エヴァンゲリオン」パネル展 主要キャラの等身大パネル、地元ゆかりのシーンなど

トキスマで始まった「シン・エヴァンゲリオン劇場版 公開パネル展in宇部」

トキスマで始まった「シン・エヴァンゲリオン劇場版 公開パネル展in宇部」

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 宇部出身のアニメーターで映画監督の庵野秀明さんが手掛けた「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」の公開を記念したパネル展が4月10日、「常盤町1丁目スマイルマーケット(トキスマ)」(常盤町1)で始まった。主催は、同作の撮影にも協力した「宇部フィルムコミッション」。

聖地を撮影に訪れたファン

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 会場では、庵野さんの生い立ちやこれまで手掛けたエヴァンゲリオンの劇場版とアニメ作品など約20点のパネルを展示。作品に登場するキャラクター「碇シンジ」や「綾波レイ」など、メインキャラクター5人の等身大パネルも設置する。

 そのほか、劇中に登場するラーメン店「中華そば 一久」のカップ麺や日本酒「獺祭(だっさい)」、「シモラク牛乳(現やまぐち県酪)」など宇部と山口県にゆかりのある場面解説や、映画の制作チームがロケハンする様子も展示。

 5月31日までの期間中、館内にグッズショップを設け、メガネケースやマグカップ、エヴァンゲリオンストア限定商品など約150点を販売する。

 初日となった週末の土日には約4000人が来場した。宇部観光コンベンション協会の村田枝里夏さんは「エヴァンゲリオンの追い風に乗って、劇中に登場する市内のスポットにのファンが訪れる『聖地巡礼』する人が増えている。庵野さんの作品や宇部の魅力を感じてもらいたい。市民には宇部がこんなに舞台になっているんだと誇りに思ってもらえれば」と笑顔を見せる。

 3月8日の同作品公開後には、今作の劇中の重要な場面で登場するJR宇部新川駅を撮影する姿や、入場券を求める人が度々見受けられ、「聖地巡礼」として盛り上がりを見せている。撮影に訪れた地元在住の男性は「エヴァンゲリオンがずっと好きだったので、宇部市民で良かったと心から思う。なじみのある地元を宇部市内の映画館で鑑賞し、どこに登場してくるのか探すのも楽しかった」と話す。

 開催時間は10時~18時30分。水曜休館。

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