「小料理居酒家 ももや」(宇部市中央町1)が6月22日、宇部にオープンした。
店主は宇部出身の篠田百花さん。高校卒業後に調理師免許を取得し、「山口すし酒場 一代目豊」(中央町1)に3年間勤務して経験を積み、「コロナ禍での出店は不安もあったが、チャレンジしてみようと開業を決意した」と出店。「自分の店を構えたい」という中学生のころからの夢を実現した。
場所は、料理店「かなん」跡。店舗面積は約7坪で、温かみのある雰囲気を残した店内にカウンター6席、テーブル4席を設ける。
篠田さんは「お客さまとカウンター越しに話せるアットホームな居酒屋。誰かに聞いてもらいたい話やうれしかった話、仕事の愚痴などなんでも話してもらえたら」と話す。
提供するのは、季節の旬の素材に合わせて手作りする家庭料理。カウンターには日替わりで用意する「おばんざい」を並べるほか、定番の居酒屋メニュー約15種類や旬の刺し身などを用意。アルコール類は、ビールやハイボール、ワインのほか、焼酎や日本酒、カクテルなど約30種類そろえる。客単価は4,000円前後。
オープン後は、40~50代を中心に幅広い層が来店している。篠田さんは「『また来たくなる店』をモットーに、誰かに紹介したくなるようなそんなお店を目指したい。『ももちゃん』とお客さまには呼ばれているので、気軽に呼んでほしい。メニューの要望などにも応えていきながら、お客さまと一緒に居心地の良い店づくりをしていけたら」と笑顔を見せる。
「居酒屋だけど家のようにホッと一息できるような店、一日の疲れを癒やせるような場所であれたら。楽しい会話と手作り料理とおいしいお酒をつまみに笑顔になってもらえれば」とも。
営業時間は17時~23時。日曜定休。