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山口の「キッチンcafeさわ」が移転 弁当・総菜販売メインに、大判焼きも

「キッチンcafeさわ」の外観(提供写真=キッチンcafeさわ)

「キッチンcafeさわ」の外観(提供写真=キッチンcafeさわ)

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 山口の「キッチンcafeさわ」(山口市黒川)が11月9日、矢原から黒川に移転しリニューアルオープンした。

「キッチンcafeさわ」が提供する大判焼き

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 地元のフードコーディネーター・佐々野恭子さんが、2015(平成27)年に出店した同店。移転のきっかけについて、佐々野さんは「ランチ営業を主軸に考えていたが、3年くらい前から弁当の注文が増えてきた頃から移転を考えていた中で、コロナ禍で需要が加速したこともあり、なるべく作りたての状態で届けられるように業態を変更した」と話す。

 店舗面積は約7坪。店内にはテーブル席8席のイートインスペースを設ける。「地産地消」のコンセプトはそのままに、山口県産の農・海産物を中心に使った弁当や総菜をメインに販売。旬の新鮮な食材を使い、無添加オーガニックにこだわって提供する。

 日替わり弁当(500円)や山口の食材を使った「やまぐち弁当」(700円)などの弁当のほか、2種類の丼物(380円~)、巻き寿司(400円)、ご飯もの(200円)、4種類のおむすび(各100円)などを用意。総菜は、サラダやあえ物、酢の物、煮物、焼き物、揚げ物などで価格は100円から。予算に応じた弁当や仕出し注文も受け付ける。

 移転に合わせ大判焼きの提供も開始。種類は、定番の粒あん(100円)、白あん、クリームのほか、11月限定「モンブランあん」(以上120円)などの月替りメニューを用意するほか、ハムマヨやピザなどの総菜系大判焼きなどを随時メニューを変えて提供する。

 旧店舗で行っていた料理教室は、ファンの声に応えて新店舗でも開催し、来年1月から毎月開く予定という。佐々野さんは「来春ごろには軽食などの提供や『cafe』も再開させたい。近隣の学生さんたちには学生時代によく通った場所として懐かしんでもらえる店にしていきたい」と笑顔を見せる。

 「地元でのコミュニケーションの場をなくしたくない。『おいしかった』と喜んでくれる姿を直接見ると私自身の励みにもなる。日常のことや雑談など気軽に人と人とが触れ合える憩いの場にできたら」とも。

 営業時間は11時30分~18時30分(木曜・土曜は17時30分まで)。大判焼の販売は午後から。商品がなくなり次第終了。日曜・祝日定休。

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