プライベートジム「LOWMEL BULL(ローメルブル)」(宇部市野原1)が2月1日、宇部にオープンした。
約10坪の一戸建ての建屋を改装し、時間制で1組限定に貸し出す完全個室型のジム。利用客は予約時に発行される専用キーでドアを開錠し、セルフ形式で利用する。会費は月額1,000円。利用料金は、30分=750円、1時間=1,500円。
同ジムを開いたのは、地元出身でスポーツ歴約30年の三隅さん。「コロナ禍で思い切ってトレーニングができる場も限られている中で、私自身も窮屈な思いをしていた。そういう場を提供したいと思い出店を決めた」と話す。
室内は黒で統一して「スタイリッシュ」に仕上げ、トレーニングエリアと休憩スペースに分けてレイアウト。親子連れや少人数グループで楽しめるよう、壁には120インチの大型モニターを設け、動画を見たり音楽を流したりしながらトレーニングできるようにするほか、子連れも利用できるようにと玩具も用意。ベビーカーでの入室も可能にした。
設置するマシンは、「可動式ダンベル」「スピンバイク」、器具の組み合わせによって多様な筋肉トレーニングができる「マルチジム」と「オールインワンラック」の4種類。トレーニング初心者から中級者の10~40代をターゲットに据える。
三隅さんは「大型ジムでは集中しづらいという人や、子連れでトレーニングしたいという需要にも応えていきたい。一戸建ての完全なプライベート空間なので、大きな声も出せるので思う存分に発散してほしい。人目を気にせずに、それぞれの楽しみ方で利用してもらえれば」と呼び掛ける。