桜の名所・宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で3月25日、桜が開花した。
ソメイヨシノ、しだれ桜、ギョイコウなど3500本の桜が植えられ、「日本さくら名所100選」に選ばれている同園。同日、「湖水ホール」周辺で1本の木から5輪の桜の開花が確認された。今年は昨年よりも7日遅い。
現在、全体では一分咲きほどで、開花を待つつぼみが膨らんでいる状態という。
宇部市ときわ公園課主任の島谷恵子さんは「今年は昨年より開花が遅く、見頃が3月末から4月上旬になりそう。湖水ホール横の『桜山』では器材を持ち込んでのバーベキューなども可能なので、密にならないよう少人数で行うなどマナーを守りながら楽しんでもらえれば」と話す。
同園では桜の開花に先駆け、19日から東駐車場付近の桜のライトアップを行っている。ライトアップ時間は18時30分~22時。4月10日まで。
島谷主任は「今年は桜だけではなく、周遊園路の菜の花の開花時期を遅らせることで実現した桜と菜の花のコラボレーションもお薦めしたい。マスク着用などの感染対策にご協力の上来園してもらえれば」と呼びかける。