長門五名湯を楽しむ屋外イベント「ドラム缶風呂体験」が7月30日、長門の青海島キャンプ村（長門市仙崎紫津浦）で開かれる。

親子や子ども同士で入ることも可能

　海水浴場に設置したドラム缶風呂に水着で入浴する同イベント。長門五名湯と呼ばれる「長門湯本温泉」「俵山温泉」「油谷湾温泉」「湯免温泉」「黄波戸温泉」の温泉のもとを入れる。昨年に続いて2回目で、今年は長門名物の「やきとり」も提供する。

　主催する長門商工会議所青年部の昨年度会長の川崎典恵さんは「コロナ禍で屋外で楽しめるキャンプや海水浴を楽しむ人が増え、長門の来訪者が増えていることに着目し、感染症対策を施した上でもっと長門を知ってもらえることを考えた」と話す。

　目の前に広がる海を見ながら長門五名湯を楽しんでもらい、お湯の違いや長門の観光名所の案内も行う。昨年の参加者からは「海に来たのに長門の温泉を体験できるとは思わなかった」といった声があり、複数の温泉を楽しむ人もいたという。

　会場となる同キャンプ村は食事場所がないが、今回のイベントに合わせて「さくら食堂」（長門湯本）が出店する。同イベントを引き継いだ青年部人材強化委員長の近藤剛史さんは「当イベントをお祭りのように長門の夏の定番にしていきたい」と話す。

　開催時間は11時～16時。雨天時は翌日に変更予定。車での来場は駐車場（1回＝500円）を利用する。問い合わせは長門商工会議所（TEL 0837-22-2266）まで。