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阿武町のアユ料理専門店「竹泉」がリニューアル 祖父から孫へ継承

「親しみやすい店にしたい」と店長の砂川春香さん、看板には砂川さんの娘の写真を掲げる

「親しみやすい店にしたい」と店長の砂川春香さん、看板には砂川さんの娘の写真を掲げる

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 阿武町のアユ料理専門店「竹泉(ちくせん)」(奈古、TEL 08388-2-2829)が6月11日、リニューアルオープンした。

リーズナブルに提供するアユ料理

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 1975(昭和50)年ごろにアユの養殖業とともに創業した同店。前店主の急病などで、2020年に惜しまれつつ休業に入っていた。常連客らからの営業再開を望む声が多かったこともあり、創業者の孫で東京のホテルなどで勤務経験を積んだという萩市出身の砂川春香さんがUターンして店を継いだ。

 店舗に隣接するいけすから取るアユの塩焼きや天ぷら、「背ごし」など6品が楽しめる「鮎(アユ)定食」(2,600円)のほか、うな重(2,500円)など国産うなぎ料理も提供する。塩焼きや「あゆむすび」(各550円)などはテイクアウトにも対応する。

 老朽化が進んでいた店舗は、砂川さんの父・貴通さんを中心に家族で1年かけて改修した。座敷だった席をヒノキなどのテーブル席にしたほか、店外の豊かな自然を眺められるように窓も増やしている。砂川さんは「アユのシーズンは雨期のため暗くなりがちだった店内を明るいイメージに変えた」と話す。

 店外には手作りの水車やブランコ、テラス席も設置し、山あいののどかな雰囲気を味わうことができる。地元客のほか、県外からも予約が相次ぎ、早くも連日満席のにぎわいを見せているという。

 店舗の横に流れる川での「アユのつかみ取り」などで、子どもたちが安全に遊べるように整備を進めている。砂川さんは「私も幼いころ遊びに来ていた思い出の店。ロケーションを生かしてイベントも開き、将来的にはアユのシーズンオフも含め1年中開いているカフェにしたい」と話す。

 「アユには高級なイメージがあるが、自家養殖で天然に近い新鮮なものを安く提供できるので、若い人にも気軽に来店してほしい」と砂川さん。「なかなか川遊びをする機会のない都会の子どもたちも、魚や虫とのふれあい、食事だけでなく自然の中でのアクティビティーも満喫してもらいたい。非日常空間での癒やしを提供し、祖父の大切な店を次世代につないでいきたい」とも。

 営業時間は、金曜=17時~20時、土曜・日曜・祝日=11時~15時、17時~20時。月曜~木曜定休。

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