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宇部で「桃太郎電鉄」使いプログラミング体験 ふれあいセンターの利活用へ

「ふれあいセンターはパソコンもWi-Fiも利用できる」と川本さん

「ふれあいセンターはパソコンもWi-Fiも利用できる」と川本さん

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 ふれあいセンターの利活用を目指すイベント「みんなで楽しくプログラミング~宇部市×桃太郎電鉄~」が1月29日、宇部で開かれる。

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 会場は、「黒石ふれあいセンター」(宇部市黒石北3)と「万倉ふれあいセンター」(西万倉宮ノ下)の2カ所。同イベントは、デジタル技術を活用して地域・行政課題を解決するプロジェクト「シビックテック チャレンジYAMAGUCHI」の一環で、宇部市が参加者を募集して実施する。

 宇部市市民活動課の川本満隆係長は「宇部市としても初めての試み。興味を持ってもらえるようにと、子どもたちに人気の『桃太郎電鉄』を使ったプログラミング体験を採用した。普段のふれあいセンターは高齢者の利用が多いが、これをきっかけに若い人の利用が増えることで交流が生まれ、持続的な地域活動の活性化につながれば」と期待を寄せる。

 対象は市内の小学3年生~6年生。当日は両会場をリモートでつなぎ、全員で1つのマップを作る。

 「宇部市の魅力再発見!」では、マップ上に用意された市内11か所の駅にまつわる観光地や名所、特産品、イベントなどを子どもたちに探してもらい、マップで使う説明文を考える。「Scratch(スクラッチ)を使って宇部市版オリジナル桃鉄マップを作ろう!」では、2人1組となって実際にプログラミングを体験しゲームを完成させる。

 川本さんは「12月1日に市内の小学校にチラシを配ってから1週間で定員を超えるという想定以上の応募があり、ありがたい。今後も市としてもデジタルデバイドの解消に向けたイベントを開いていきたい」と話す。

 開催時間は9時~12時。定員は抽選により各会場20人ずつの計40人。申し込み締め切りは2023年1月10日12時で、申し込みフォームで受け付ける。

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