梅の花が咲き始めた宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で2月12日、恒例の「梅まつり」が開かれる。
ときわ湖水ホール横の梅園には約100本の梅が植えられており、2月1日に開花が発表された。開花時期は例年通りで、木によって状況の差があるものの、桃色や白色の梅の花がつぼみから開花まで見ることができ、来園者の目を楽しませている。
当日、ときわ湖水ホールの大展示ホールでは3年ぶりに梅酒の試飲・即売会「梅酒フェスタ」も開催。約70種類を味わうことができる試飲会は、10時30分~11時30分、13時~14時、14時30分~15時30分の3部制で行う。定員は各70人。試飲チケットは、前売り=500円、当日=700円。前売り券は篠澤酒舗(西中町)で販売する。
ワークショップも行う。地元ハンドメード作家による梅をモチーフにしたヘアアクセサリーやブローチ、イヤリング、キーホルダー、ボールペン、ストラップ、粘土細工など。参加料は350円~。材料がなくなり次第終了。
会場周辺にはキッチンカーが出店し、唐揚げやポテト、たこ焼き、クレープ、チュロスなどを販売するほか、大道芸人「パフォーマー穹(そら)」さんが、スティックを使ったジャグリングやバランス芸で会場を盛り上げる。
宇部市ときわ公園課の高木悠汰さん(「高」ははしごだか)さんは「2月中旬から3月上旬まで、見頃が続きそう。梅並木を散歩すると野鳥のさえずりも聞こえ、穏やかな時間が流れる。五感で梅を楽しんでもらえたら」と来園を呼びかける。
開催時間は10時~16時。