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宇部・中央に「お散歩カフェ×STARkitchen」 ホットドッグ提供

「地域の人が交流できる憩いの場になれば」と沖本さん

「地域の人が交流できる憩いの場になれば」と沖本さん

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 ホットドッグを提供する軽食店「お散歩カフェ×STARkitchen(スターキッチン)」(宇部市中央町3)が1月16日、宇部・銀天街の多世代交流スペース「しばふ広場」の近くにオープンした。

「大阪ドッグ」と「チーズドッグ」

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 店主は地元出身の沖本恵美さん。2021年に大阪からUターンし、「STARkitchen」の屋号で宇部新川・平和通りの噴水付近でキッチンカー営業を始めた。宇部市内でのイベントへの出店などを経て9月末でキッチンカーを卒業し、実店舗の開業に至った。

 沖本さんは現在、地元を盛り上げようと宇部市役所前でのキッチンカースポット社会実験や、宇部の中心市街地のイルミネーションなどまちづくりの「盛り上げ隊長」としても活動している。

 「高校生の頃から銀天街でカフェを開くのが夢だったが、大阪から帰ってきたら街がシャッター街になっていて寂しくなった。仲間と一緒に歩いた宇部新川の街並みなど、生まれ育ったここには大切な思い出がたくさんある。『こういうのがあったらいいな、をつくる場所』を作り、当店が大切な思い出の一コマになれたらうれしい。地域のにぎわいに貢献して少しでも街を明るくできれば」と話す。

 同店が看板メニューとして提供するホットドッグは「大阪ドッグ」(400円)。関西ではトッピングとしてカレー粉で味付けしたキャベツ炒めとソーセージが入っているホットドッグが主流という。

 このほか、ウインナーをパンに挟んだ「プレーンドッグ」(400円)、スクランブルエッグ入りの「たまごドッグ」、サルサソースとハラペーニョ入りの「チリドッグ」、2種類のチーズ入り「チーズドッグ」や「バーベキュードッグ」(以上500円)などのホットドッグを提供する。

 フルーツを使った「おやつドッグ」も提供し、バナナ1本とホイップクリームを使った「バナナ」や「ソイビーンフラワー」「ビーンジャム」(以上400円)などを用意する。ドリンクは、ホットコーヒー、カフェオレ、ウインナコーヒー、アップルティー、コーラ、ハンドドリップでいれる「プレミアムコーヒー」を提供する。

 沖本さんは「今後は近隣のテイクアウト専門の飲食店とも連携し、イートインスペースとして使ってもらえるようにしていきたい。おしゃべりを楽しんだり、本を読んだり、仕事の合間にほっと一息したり、テイクアウトして芝生の公園でゆっくりしたり、さまざまに過ごしてもらえる憩いの場になれたら。地域の人が『お散歩の休憩場所』として気軽に立ち寄ってもらえたらうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~15時。土曜・日曜定休。

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