ビールと音楽を融合したライブイベント「YURIN’S BEER presents MUSIC BREWING vol.1」が2月19日、宇部のライブハウス「LIVE&BAR Room61(ルームむいち)」(宇部市中央町2、TEL 0836-43-6164)で開かれる。
宇部の注ぎ分け生ビール専門店「YURIN'S BEER(ユーリンズビア)」(中央町3、TEL 0836-52-7343)が初めて主催する。
ニックネーム「ゆーりん」で店を運営する同店の店主・中村翔太さんは、ロックバンド「PINCH COX(ピンチコックス)」のボーカル兼ギターを担当し、バンドマンとしても活動していた。「ライブハウスのオーナー・村田裕一さんから昨秋に話を頂き、地元のライブハウスを応援できればとの思いで音楽とビールのコラボイベントを企画した。音楽を長年やっていたので、音楽仲間に参加を呼びかけたところ二つ返事で快諾してもらい、ありがたいことに一日でメンバーも集まった」と話す。
会場のライブハウスは昨年1月初旬にオープン。フロア面積は延べ面積300平方メートル以上。村田さんは「音楽だけでなく、食のトークイベントや書道パフォーマンスなどジャンルを問わず、座学やイベントスペースとして貸し出している。コロナ禍でエンタメ業界やライブハウスは客足が遠のいてしまったが、音楽は多くの人に元気や感動を与えるパワーがある。地域そのものが活気づくためのきっかけとなる場所となれたら」と話す。
当日は、地元アーティストが7組出演する。4組のバンド「Residual U」「Hyper Dunk」「你好z(ニーハオズ)」「宇部800」のほか、シンガー・ソングライターの藤村竜馬さんやKenshoさん、ゆーりんさんも出演し、アコースティックギターで演奏を披露する。
ゆーりんさんが出演する時間以外は、昭和初期のビールサーバー「スイングカラン」で生ビール「アサヒ生ビール(通称=マルエフ)」を提供する。
ゆーりんさんは「今後も『ビールと音楽で人と人をつなぐ』イベントを行い、少しでも街ににぎわいを生みだすことができたら。ビールと音楽は生が一番。おいしい生ビールを飲みながら、臨場感あふれる音楽ライブを楽しんでもらえたら」と呼びかける。
14時30分開場、15時開演。チケット料金は2,000円(ワンドリンクオーダー制)。山口県が定める感染防止対策を実施して行う。