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山口で「スープ祭り」 地域おこし協力隊が集結、活動の認知広める

会場となる山口市菜香亭(写真提供=中岡佑輔さん)

会場となる山口市菜香亭(写真提供=中岡佑輔さん)

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 山口県内で活動する地域おこし協力隊員によるイベント「山口スープ祭り」が2月25日、山口市菜香亭(山口市天花1)で行われる。

提供する「かす汁」

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 主催は「住んでみぃね!ぶちええ山口」県民会議。県内で活動する地域おこし協力隊員やそのOB・OGの活動紹介や周知の場を提供することで、地域おこし協力隊の交流推進や定住支援を行うことを目的に開催する。

 山口市地域おこし協力隊のOBとして企画・運営に携わる中岡佑輔さんは「開催に当たってOB・OGや現役の隊員に声をかけメンバーを集めた。今回のイベントは協力隊員自体がメインコンテンツ。話しかけて、その生き様や活動を聞くことで、山口のこれまでとこれからを考えるきっかけになれば。協力隊にとっても山口にとっても良い活動にしたい」と話す。

 当日は会場を「飲食」「イベント」「ワークショップ」「マーケット」「エキシビジョン」のエリアに分けて展開する。

 飲食エリアでは、現役隊員やOB・OG、協力隊関係者などが出店。寒い時期の開催であることや市町の食材を多く使えることからスープをメインに、そばやスープカレー、雑炊、コーヒーなど温かい料理・飲み物を提供する。

 イベントエリアでは、ハンドパンの演奏やプレゼント抽選会(13時までの来場者限定)、各協力隊員の活動や各市町の「お薦め」コンテンツをまとめたパネル展示を行うほか、ワークショップでは美祢市住みます芸人によるバルーンアートワークショップやテントサウナ、竹紙ランプシェード作りなどを行う。

 マーケットエリアでは物産品や農作物、地ビールを販売し、エキシビジョンエリアではカスタムカーの展示や現役の協力隊が事前に製作した竹灯籠のライティング(17時~)を行う。

 中岡さんは「これまでは活動報告書を作成しても、それを一般の方に知ってもらう機会がなかった。イベントを通じて、まずは協力隊のことを知ってもらいたい」と話す。「一般の方が普段なかなか行く機会のない文化財を会場として活用することで、何のために保存しているのか、改めてその役割を考えるきっかけにしてほしい。普段の静けさとイベント時のにぎやかさのギャップも楽しんでもらえれば」とも。

 開催時間は12時~19時30分(大広間は17時開場)。

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