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宇部で「まじめ川オープンカフェ」 子どもたちに環境の大切さ伝える

過去の「まじめ川オープンカフェ」の様子(写真提供=まじめ川ミズベリング実行委員会)

過去の「まじめ川オープンカフェ」の様子(写真提供=まじめ川ミズベリング実行委員会)

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 水環境と生物をテーマにした子ども向けイベント「まじめ川オープンカフェ」が3月21日、宇部市中心市街地を流れる真締川の宇部大橋周辺で開かれる。主催は「まじめ川ミズベリング実行委員会」。

過去の様子

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 真締川の活用とにぎわい創出を目的に2018(平成30)年にスタートし、3回目を迎える同イベント。実行委員会の山田節子さんは「他県のミズベリングでは企業が参入し大規模な活動をしているところもあるが、宇部では『のんびり、ゆっくり』というコンセプトの下、地域の方や学生などを巻き込んだ地域密着型でやってきた。コロナ禍の影響で前回の実施から期間が空いてしまったが、イベントを通じて真締川に愛着を持ってもらえれば」と話す。

 当日は会場を「キッズコーナー」と「カフェコーナー」に分けて展開する。

 キッズコーナーでは、小学4~6年生を対象に、NPO法人「うべ環境コミュニティ」による水環境ワークショップ「みんなで考えよう水辺の生き物の大切さ」を実施。真締川で捕まえた生物を観察し、生物多様性への理解を深めることを目的に行う。開催時間は12時~14時30分。参加費は1,000円。定員20人で事前申込制。

 そのほか、進化系メダカショップの出店や宇部市プレーカーの来場、ワークショップ「マリンドームをつくろう」「万華鏡をつくろう」(以上1,000円)を終日、実施する。

 カフェコーナーでは、「たきべん」「ピクニックランド」「due」「シンヤマキッチン」「アマービレ」のキッチンカーが出店するほか、ドリンク販売(150円~)やワークショップ「ピザを焼いてたべよう」(500円)、「マシュマロを焼いてたべよう」(200円)を実施する。

 当日は、宇部市ふるさとコンパニオンの会による「春まじめ川さんぽ」も実施。真締川周辺の歴史や彫刻に関するナビゲーションを受けながら散策する。当日参加可能で、受付は12時30分~。参加費は100円。

 山田さんは「メインの水環境ワークショップは実験的に実施する。虫や微生物の専門家による説明など貴重な経験を通じて、子どもたちに環境の大切さを知ってもらいたい。若い人にも参加してもらいながら真締川周辺を活性化することで、宇部の良さを知ってもらいにぎわいを取り戻すことができれば。将来的には、整備後の宇部市役所周辺の活用にもつなげていきたい」と話す。

 開催時間は10時~15時。雨天中止。

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