パン店「小麦の奴隷 宇部西岐波店」(TEL 0836-39-6674)が7月5日、宇部市西岐波にオープンした。
建設業の「中商」(山口市佐山)が昨年6月にオープンした「道場門前店」に次ぐ2号店として出店。宇部出身の澤本裕二社長は「道場門前店には幅広い層の方が来店し、にぎわいを見せている。過疎化が進む地元に出店し活気づけたい」と話す。
昨年夏ごろから、販売車でイベント出店している同社。今後は訪問販売にも力を入れていくという。先月29日と30日には、近隣の病院や企業に試験的に訪問販売を行い、1日100個以上を売り上げた。澤本社長は「企業を中心に、パンを気軽に購入することが難しい郊外などに訪問する」と話す。
店舗面積は、併設した事務所を含めて約40坪。店内には、看板商品の「ザックザクカレーパン」(290円)のほか、「食パンパン」(690円)、「チーズーチーズー」(390円)、「私にはまってごらん?チョコ沼タルト」(290円)、「バターおおくない?もちっと塩パン」(150円)、「ちぎってモグモグ」(400円)など約30種類の商品が並ぶ。
このほか、冷凍の「カタラーナ」(3個入り、1,260円)や「とろ生バスクチーズケーキ」(1,980円)、「超絶ラスク」(300円)、「はちゃめちゃレモンジャム」(650円)なども販売する。
澤本社長は「今後は地元生産者とコラボした商品も開発していきたい。来月にはイートインスペースを開設し、コーヒーなどのドリンクを提供する予定。周辺にカフェが少ないので、ゆっくりと過ごせる憩いの場になれば」と話す。
「これからも地方創生や地域貢献にも尽力し、さまざまな形で地元・山口を元気にし、必要とされる店作りをしていけたら」とも。
営業時間は10時~17時(売り切れ次第終了)。水曜定休。