マルシェイベント「オーガニック&ナチュラルライフ ガーデンフェア」が11月5日、山口市中央公園(山口市中園町)で開かれる。
「人や自然にやさしい農業や暮らし」をテーマに行う同イベント。山口市が主催し、毎月第1日曜に開催している「おいでマルシェ」や、山口商工会議所の「Chocofuror Yamaguchi(チョコフロール山口)」と連携して行う。
当日は、有機栽培や減化学肥料などで生産した農作物やその加工品などの物販やワークショップ、キッチンカーなど70店舗以上が出店するほか、フードドライブやステージイベントなど多彩に展開する。
山口市農業振興課の神足(こうたり)万里子さんは「初開催ということもあり、『食や健康、豊かな暮らし』をテーマにする上で、健康に良いとされているチョコレートに関する事業なども行っている山口商工会議所と、『おいでマルシェ』に声をかけた。購入できる場所が少ない有機野菜について、月一のマルシェで販売していることを周知できれば」と話す。
来場者には、「花の苗」(先着100人)や「たい肥サンプル」(無くなり次第終了)を進呈するほか、公共交通機関を利用して来場すると参加できる抽選会(会場で使用できるクーポン券や花・野菜などを贈呈)を行う。
ステージでは、食について学べる「クイズ大会」や子どもが野菜を好きになる「食育紙芝居」を行うほか、サステナブル料理研究家・サカイ優佳子さんと「すろーふーどらいふ ままや」を主宰する白木美和さんによるトークショーを行う。
同時開催する「Chocofuror Yamaguchi(チョコフロール山口)」では、チョコレート関連商品を販売する店舗が出店するほか、チョコレートファウンテンが登場予定。
神足さんは「おいしくて環境にも優しい野菜や食品を日常に取り入れることが、持続可能な農業につながる。県内外からサステナブルな農法で作られた野菜やスイーツ、クラフトビールなどが勢ぞろいしているので遊びに来てもらいたい」と呼びかける。
開催時間は9時~15時。荒天中止。