花火イベント「あいお花火まつり」が11月5日、山口・秋穂の大海漁港(山口市秋穂東浜中)で開催される。
山口市内で最も遅い時期に行われる花火まつりとして長年親しまれてきた同イベント。コロナ禍で中止が続き、今回が4年ぶりの実施となるが、主催する山口県央商工会青年部秋穂支部の部員数の減少や、それに伴って運営が困難になり継続が難しくなったことから今回で最後となる。
当日は、1000発の花火を打ち上げる。各プログラムの見どころとして、市内で唯一「尺玉(10号玉)」の打ち上げも行う。
同支部の鈴木俊一支部長は「市内・市外を問わず、多くの方からご愛好いただいてきた。約半世紀続けてこれたのも、皆さんが会場をにぎわわせてくれたからこそ。幕を下ろすのは悔しい思いだが、感謝の気持ちをこめて行うので足を運んでもらいたい」と話す。
打ち上げ開始時間は19時。荒天中止(順延予定なし)。