見る・遊ぶ

山口にオートマタのミュージアム「ミュゼ・オートマトン」 テーマパーク目指す

オートマタ作家・原田和明さん(左)と妻のめぐみさん

オートマタ作家・原田和明さん(左)と妻のめぐみさん

  • 65

  •  

 オートマタ作家・原田和明さんのミュージアム「musse AUTOMATON(ミュゼ・オートマトン)」が10月26日、山口市秋穂東にオープンした。

「musse AUTOMATON」外観

[広告]

 西洋からくり人形「オートマタ」の作家・原田さんは光市出身。ミュージアムは、ギャラリー兼工房に隣接する。原田さんは「いつか自分のミュージアムを持つことが夢だった。宝くじに当たったらと思っていたが、国の補助金に採択されたことで決断できた。1年半の準備を経てオープンを迎えた」と話す。

 自然に囲まれた同館。1階には実際に遊ぶことができる木製ゲームやレトロゲームなど約20作品を展示。2階には原田さんがこれまで制作したオートマタ作品18点を展示する。今後は新しい作品も展示していく予定という。

 館内には、山口祇園祭で奉納される「鷺の舞(さぎのまい)」をモチーフにした人形を操作する「鷺の舞旗揚げゲーム」や、国宝瑠璃光寺五重塔の近くの池から出てくるカエルをたたく「瑠璃光寺でカエルたたき」など、山口市の文化や名物に関する作品も多く展示する。

 隣接するカフェ「cafe AUTOMATON(カフェ・オートマトン)」では、ドリンクや手作りケーキなどを提供する。メニューは「コーヒー」(400円)、「カフェオレ」(450円)、「紅茶」「ジュース(オレンジ・リンゴ)」(以上300円)など。

 原田さんは1年間のイギリス留学後、2008(平成20)年に祖父母の自宅があった秋穂に移り住んだ。「移住から14年ほどたち、世話になっている人や力になってくれる友人が身近にたくさんいる。恩返しができたらという思いもあり、この場所で活動を続けている。ここに来て良かったと思ってもらえる楽しい場所にしていきたい」と話す。

 「秋穂地域の新たな名所になりたい。名産の車エビを食べて、帰りに当館に寄ってもらえれば。来春にはキャンプ場をオープンする予定があり、オートマタのテーマパークを目指して日々アップデートしていきたい」と意気込む。

 共に制作活動を行う妻・めぐみさんは「ミュージアムにあるゲームは大人には懐かしく、子どもには新鮮に感じてもらえる様子。3世代で来るお客さんもいて、幅広い世代に喜んでもらえている。子どもたちの楽しい記憶に刻まれるとうれしい」と笑顔を見せる。

 開館時間は10時~18時。火曜・水曜休館。入館料は、大人=500円、子ども=200円。ウェブサイトで事前予約が必要。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース