野外イベント「つきやまはらっぱ2023」が11月26日、山口の「築山跡史跡公園」(山口市上竪小路)で開かれる。主催は山口市教育委員会文化財保護課。
同公園は、室町時代の守護大名・大内氏の居館があった国の史跡「築山跡」を山口市が整備して昨年10月に開園した。公園面積は約3800平方メートル。
当日は、築山跡と館跡をめぐる「スタンプラリー」を実施し、ゴールした先着100人にキッチンカーで使用できるクーポン券を贈呈するほか、クッブやモルックなどの「ニュースポーツ体験」や「シャボン玉体験」などを行う。キッチンカーは「超民家やまね」(瓦そば)、「お茶の鴻雪園」(ソフトクリーム、わらび餅ラテなど)が来場する。
企画・運営するNPO法人「大路小路まち・ひとづくりネットワーク」(下竪小路)の河野智さんは「公園内には発掘調査で見つかった堀や建物などの位置が平面で表示され、説明版も設置されている。新たに設けられた休憩所『あずまや』で公園を眺めながら大内氏の時代を想像してみてほしい」と話す。
「芝生が広がる公園で大人も子どもも楽しめるイベント。弁当やレジャーシート、椅子の持ち込みも自由なので、のんびりとピクニックなど、それぞれが思い思いに過ごし、楽しく遊んでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~14時30分。雨天中止。