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山陽小野田の農場「花の海」でイチゴ狩り始まる 猛暑で昨年より遅い開園

昨年の様子(写真提供=花の海)

昨年の様子(写真提供=花の海)

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 山陽小野田の総合園芸農場「花の海」(山陽小野田市埴生)で12月9日、イチゴ狩りが開園する。

現在メインの「かおりの」

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 昨年は約4万2000人が来場した。例年、春に向けて来園者が増え、3月ごろにピークを迎えるという。同園総合交流部の金子陽平部長は「コロナ禍にはパック詰めされたイチゴを購入される方や、個人で来られる方が多かったが、昨年から少しずつ企業の歓送迎会や子ども会のイベントなどの団体客が戻ってきた。今年は暑い日が続いて実りが遅かったこともあり、昨年より6日遅い開園となった」と話す。

 今年は、約8~9万株のイチゴを3棟のビニールハウスで栽培。現在は「かおりの」をメインに、「四星(よつぼし)」と「ベリーポップすず」の3品種で、1月頃には「ほしうらら」が登場する。園内のレストランでは、同園のイチゴを使用したカフェメニューの提供も行う予定。

 金子さんは「自分で摘んで食べるイチゴは、おいしさも楽しさも格別。みずみずしいイチゴを味わうだけでなく、面白い形なども楽しんで笑顔で帰ってもらいたい。家族で思い出を作りに来てほしい」と呼びかける。

 イチゴ狩りの受付時間は10時~16時。料金は、大人(中学生以上)=2,300円、小学生=1,800円、幼児(3歳以上)・高齢者(75歳以上)・障がい者=1,200円(4月10日までの料金。4月11日以降値下げ)。5月下旬までを予定する。

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