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山陽小野田に居酒屋「えいじ庵」 和風メニューを強化、アジとサバ売りに

オーナーの福田稔さん

オーナーの福田稔さん

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 居酒屋「あじさば屋 えいじ庵」(山陽小野田市日の出1、TEL 050-8892-8718)が9月20日、山陽小野田・日の出のタケダビルにオープンした。

提供するアジ・サバ料理

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 1998(平成10)年に宇部・厚南で開業した「えいじ庵」。2011(平成23)年にJR小野田駅前に移転し、2021年3月まで営業を続けた。店主の福田稔さんは「コロナ禍の影響もあったが、さらに前進するために一度店を閉めた。今回、新たな場所で再スタートを切った」と話す。

 2度目の移転となる今回を機に、「肴工房 えいじ庵」から「あじさば屋 えいじ庵」に屋号を変更した。福田さんは「移転してより楽しんでもらえるように和風メニューを強化した。前店で『〆鯖(しめさば)炙り』と『アジフライ』が特に好評だったので、アジ・サバ料理を売りに旬の魚を使った料理を提供する」と話す。

 店内に、オープンキッチンのカウンター席のほか、6人用の個室を2部屋設ける。個室の一つは海辺の洞窟をイメージしたという。

 提供するメニューは、「あじタタキ」(時価)、「刺し身盛り合わせ」(1,000円~)、「サバポテトサラダ」(600円)、「アジの一夜干し」(600円~)、「さば揚出うどん」(700円)のほか、「タコ唐揚げ」や「出し巻玉子」などの居酒屋メニュー、魚介や野菜などの天ぷら類、「にぎり寿司」(1貫180円~)など。

 アルコール類は、サバ専用酒「SABA de SHU」など「他店ではあまり見かけないような」(福田さん)日本酒のほか、ワイン、ビール、サワー、焼酎、ソフトドリンクなどを用意する。

 福田さんは「休業から2年半がたったにもかかわらず、リピーターだったお客様から『待ってたよ!』と声をかけてもらい、再開を待ち望んでいてくれたことが本当にありがたくうれしかった。その期待に応えられるように目の前のお客様一人一人に向き合い、またここから少しずつ頑張っていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時30分~23時。月曜定休。

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