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山口にカフェ「モリックコーヒー」 「こんこん山」に新店舗が仲間入り

マスターの森重隆政さん(右)と妻の久美子さん

マスターの森重隆政さん(右)と妻の久美子さん

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 カフェ「MORIC COFFEE(モリックコーヒー)」(山口市荻町)が12月3日、山口の「こんこん山」(同)内にオープンした。

「スペシャルティコーヒー」

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 マスターの森重隆政さんが、焼き芋店「和っと芋」のオーナーを務める妻の久美子さんと営む。森重さんは「高校生の時からコーヒー好き。『こんこん山』が日曜、月曜が定休日であることを知らないお客さんが訪ねてくることが多く、何かできたらと思っていた。9月の定年退職を機に、夢の一つだったカフェを出店することを決めた」と話す。

 「こんこん山」はテイクアウト専門店だが、同店は店内でのイートインをメインに営業する。店内には、カウンター席6席、ソファ席4席を設ける。

 久美子さんは「いつか夫婦で一つのことをやってみたいと思っていたのでうれしい。新しく『こんこん山』の仲間が増えたことで、初めてのお客さんも訪ねてくれるきっかけにもなれば」と話す。

 提供するコーヒーは、スペシャルティコーヒー豆専門店「LUCKY MAN COFFEE(ラッキーマンコーヒー)」が焙煎(ばいせん)した豆を使う。

 メニューは、常時4種類程度を用意する「スペシャルティコーヒー」(550円~650円)のほか、「スペシャルティカフェオーレ」(600円)、「ココア」(450円)、「和紅茶」(350円)、「みかんジュース」(350円)など。9時~11時までは、コーヒーを注文するとトーストを無料で提供する(11時以降は150円で販売)。

 焼き芋を使った「バスクチーズケーキ」(400円)や、バターで焼いた焼き芋にアイスクリームを添えた「お芋のスイーツ」(500円)、「焼き芋 あつあつ」(中サイズ、350円)、焼き芋で作るポタージュスープ「芋ポタ」(400円)、「みつ芋シェイク」(450円)も提供する。想定客単価は1,000円程度。テイクアウトも可能。

 森重さんは「11月のプレオープン時には湯田温泉の観光客や外国人旅行客が訪ねて来てくれた。お客さんとの会話を大切にしながら、今後はこの場所で音楽やマジックなどのイベントを開き、人が集まる場所にしたい。住宅街の喫茶店として、近所の人が行きつけの場所になれば」と話す。

 営業時間は9時~17時。火曜~土曜定休。

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