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山口・湯田温泉に民泊施設「白狐庵」 古民家改装、県内観光の出発点目指す

「白狐庵」外観

「白狐庵」外観

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 民泊施設「白狐庵」(山口市湯田温泉1)が山口にオープンして1カ月がたった。オープン日は3月1日。

「白狐庵」リビングの様子

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 同施設を開いたのは、大阪出身の潮崎泰次郎さん。不動産投資会社を経営しながら同施設を運営する。自身も旅好きという潮崎さんは「旅行をしていて、こういう宿があったらいいなという思いを形にした。5年程前から構想があって、1年前にこの古民家に出会い開業を決めた。建物は元々小料理屋で、梁がしっかりして昔ながらの日本家屋を感じられる雰囲気が気に入っている」と話す。

 古民家を改装した同施設は1棟貸切。1階にリビング、キッチン、洗面所、シャワールームなど、2階には12畳の寝室を備え、ツインベッド2台のほか、布団も用意する。宿泊料金は、1泊2人=37,400円~(時期によって変動)。定員6人。3人以上で利用する場合は1人5,500円の追加料金がかかる。

 料金にはアメニティや菓子、コーヒーなども含まれる。「日本家屋の雰囲気は残しつつも過ごしやすいように改装し、畳のフロアにこたつを設置したり、冬にはペレットストーブを点けたりとリラックスできるように工夫した」と潮崎さん。

 オープンから1カ月たち、潮崎さんは「様々な世代の利用があり、外国人からの予約も入っている。今後は近隣で遊べる体験ものや、レンタカーについて紹介できる仕組みを整え、プランも作りたい。湯田温泉は、県内の各観光地への出発点になれるので、当施設をハブとして滞在を楽しんでほしい」と話す。

 「山口に住んで17年になるが、住みやすくて観光資源も多い。県外出身者だからこそ感じる魅力を伝えていきたい」と笑顔を見せる。

 チェックイン=15時~、チェックアウト=11時。

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