防府・アスピラートで「冬灯り展」-22点の作品が「光」で個性放つ

夜の作品をライトアップした様子。建物の外からも窓越しに観賞できる

夜の作品をライトアップした様子。建物の外からも窓越しに観賞できる

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 防府・戎町にある防府市地域交流センター「アスピラート」(防府市戎町1、TEL 0835-26-5151)で12月6日より、「灯り」をテーマにした作品展「冬灯り展」が開催されている。

「灯り」をイメージした陶器や鉄のオブジェ

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 同展では、「灯り」をテーマに防府市の作家9人による作品22点を展示している。17時を過ぎると、作品に照明を当てたり、作品自体が光ったりする演出が始まる。銀で作ったオブジェが7色に光る作品や、ツリーをイメージした陶器のオブジェに空けられた無数の穴から緑色の光が漏れる作品、鉄のオブジェの中の白熱灯が灯る作品など、さまざまなジャンルの作家がイメージしたそれぞれの「灯り」作品が個性を放つ。

 出展作家は、上野宏子さん(銀粘土)、兼行文江さん(陶板)、永田美和子さん(陶芸)、檜垣良之さん(創作版画)、伏谷美代子さん(布小物)、山本尚明さん(陶芸)、横田弘志さん(鉄細工)、横山知仔さん(陶芸)、MARIOさん(イラストレーション)。特別参加として、防府商業高校の生徒による似顔絵アートやつまようじアートも展示する。

 今月20日には、出展作家によるアクセサリーや小物、陶器などの作品を販売する「クリスマスプレゼント・アートバザール」も開催。開催時間は11時~16時。

 同センターの羽嶋綾香さんは「フラッと立ち寄った人にも作品に触れてほしいと思い、展示ホールではなく1階のフリースペースに展示している。できるだけたくさんの人に見てもらいたい」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は9時~22時(最終日は16時まで)。火曜休館。入場無料。今月20日まで。(©マルニ)

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