山口情報芸術センター(YCAM=山口市中園町、TEL 083-901-2222)で1月9日、山口県下で上映されていない日本映画を中心にセレクトした「山口未公開日本映画特集」が始まった。
同企画は、山口県での映画上映の状況を調べ、これまで観賞する機会の少なかった日本映画を上映するもの。「映画の授業」「立教ヌーヴェル・ヴァーグ」「神代辰巳監督特集」の3つのテーマに分け、2月15日までの毎週末に23作品を上映していく。
上映作品は、「夕映え少女」「トウキョウソナタ」「キッズ・リターン」(1月9日~12日)、「CURE」「アカルイミライ」「曖昧な未来、黒沢清」「叫」(同16日~18日)、「短編作品上映」「UNloved」「接吻」(同23日~25日)、「どこまでもいこう」「害虫」「おかえり」「忘れられぬ人々」(同30日~2月1日)、「シェイディー・グローヴ」「月の砂漠」「こおろぎ」(同6日~8日)、「かぶりつき人生」「青春の蹉跌」「宵待草」「恋文」「離婚しない女」「棒の哀しみ」(同11日~15日)。
「夕映え少女」に参加した山田咲監督、瀬田なつき監督、吉田雄一郎監督、船曳真珠監督によるゲストトーク(1月10日)、「UNloved」「接吻」を手がけた万田邦敏監督のゲストトーク(同24日)、「月の砂漠」「こおろぎ」の青山真治監督によるゲストトーク(2月7日)も開催を予定する。
料金は、一般=1,000円、any会員・学生=800円ほか(「トウキョウソナタ」のみ料金設定別)。ゲストトークは入場無料(開催日の11時に整理券配布)。(©マルニ)