身体で感じる体験型展覧会-YCAMで「ミニマムインターフェース展」

フライヤーを置いて穴を指で押さえると、展示概要を表示するナビゲーションテーブル

フライヤーを置いて穴を指で押さえると、展示概要を表示するナビゲーションテーブル

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 山口情報芸術センター(YCAM=山口市中園町、TEL 083-901-2222)で11月1日から、「ミニマム インターフェース展」が開催されている。

テーブルの上にキューブを置いて音楽を創り出す作品

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 同展は、「インターフェース(何かと何かを繋ぐ境界面)」をキーワードに、メディアテクノロジーと身体をつなぐユニークなアイデアを紹介し、視覚・聴覚・触覚を駆使しながら体験できる展覧会。出品作家は国内外のアーティスト8組で、映像、写真、サウンド、建築オブジェ、プロダクトデザインなど幅広いジャンルの作品を展示する。

 スペインのポンペウ・ファーブラ大学ミュージック・テクノロジー・グループの4人による「reacTable(リアクテーブル)」は、光るテーブルの上にオブジェを自由に置いたり、動かしたり、回転させることで音楽と映像を創り出す新しい電子楽器。日本初公開。

 オランダの建築家、ダーン・ローズガールデさんの新作「Liquid Space 6.0(リキッド・スペース6.0)」は、人がオブジェをくぐり抜けたり、近づいたりすることでセンサーが感知して、3本のアームを持つオブジェが伸縮したり、内部のLEDがさまざまな色に発光する。

 アメリカのアーティスト、クリス・サグリュさんの「Delicate Boundaries(デリケート・バウンダリーズ)」は、うごめく小さな虫が映っている画面に触れることで虫が集まってきて、コンピューター画面からはい出し、手から腕にまではい上がってくる。

 今回の展覧会では、フライヤーがナビゲーションツールとしての機能を持っている。会場内3カ所のナビゲーションテーブルに16個の穴があいたフライヤーを載せて、穴を指でふさぐことでテーブル上に展覧会や作品の情報、作品の展示場所が表示される。フライヤー2枚を互い違いに重ねることで、穴からメッセージが読める仕掛けも。

 プロジェクトキュレータの阿部一直さんは「情報と芸術、人とのつながりを見せていこうという展覧会。子どもから大人まで自由に直感的に楽しめるようになっている」と話す。

 開催時間は12時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~)。火曜休館(祝日の場合は翌日)。入場無料。2月8日まで。(©マルニ)

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