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宇部・新天町の「きがるな洋食屋さん」刷新 午後の来店見込みデザート強化

「手間を惜しまず、お客さまを飽きさせない工夫をし続けたい」と宗野さん

「手間を惜しまず、お客さまを飽きさせない工夫をし続けたい」と宗野さん

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 17周年を迎えた宇部・新天町の洋食店「きがるな洋食屋さん」(宇部市新天町2、TEL 0836-21-2875)が3月21日、リニューアルオープンした。

食器も楽しめるメニュー

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 1999年2月に輸入品店「VIP」店内に併設してオープンした同店。「手作り」にこだわり、洋食店の定番メニューをリーズナブルに提供している。内装の老朽化と世代交代をきっかけにリニューアルを決めた。

 店を10日間閉め、改装作業に取り組んだ。同店の宗野泰也シェフが壁や建具、柱を白く塗り直し、店外からも内装が伺えるよう什器のレイアウトを変えた。渋い色味の床材や腰板、天使をモチーフにした絵画が高級感を演出する。

 店舗面積は60坪。テーブル席36席、カウンター席5席のほか、パティオが見えるVIPルームを設ける。地域の人に親しまれ、ランチタイムには主婦層やビジネスマンが来店する。

 フードメニューは、日替わりメニュー3種類から選ぶメーン料理に、前菜3種やデザート2種などの5品が付く「スペシャルセット」(1,620円)、一番人気という「オムライスの赤ワインソース添え」(864円)、デミグラスベースの「ミートソース」(972円)、「ビーフステーキ」(1,620円)など55種類。料理は「オーナー(石原康江さん)こだわりのアンティーク食器」(宗野シェフ)に載せて提供する。

 昼下がりから夕方の利用を見込み、デザートメニューにも力を入れる。バラの形に盛り付ける「シャーベット(カシス・ストロベリー・ラフランス)」(410円)、「シェフのおまかせデザート」(540円)、「フレンチトースト(ゴージャス)」(918円)など11種類。

 宗野シェフは「すっきりと落ち着いた雰囲気になった。これを機に新規のお客さまにも来店してもらい、より地元に根付いた店にしていきたい。店名通り、気軽に足を運んでもらえれば」とほほ笑む。

 営業時間は11時30分~21時。日曜定休。

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