宇部の旧吉部小学校(宇部市東吉部)で4月22日、「タケノコ収穫祭」が開かれる。主催は「山口うべ竹エコシステム協議会」。
宇部市近郊の竹林資源の有効利用を目指す取り組みの一環。地元産タケノコの魅力発信を目的に収穫体験を中心にしたイベントを初開催。タケノコを使った料理やスイーツ、参加無料のワークショップなども用意し、地元産のタケノコを楽しめる「タケノコずくめ」の一日にする。
校内では、老舗菓子店「小川蜜カス本舗」と洋菓子店「KURUMILK」がタケノコを使ったスイーツを販売するほか、竹筒でご飯を炊く「ぽんぽら飯」の試食会や、竹とんぼ作りのワークショップなどを行う。開催時間は11時~15時。
「収穫体験」は10時から行う。まず同校でタケノコを掘るコツなどを学び、タケノコ圃場(ほじょう)「水尻圃場」に移動してタケノコ掘りを体験する。昼食には、仕出し料理店「柳屋」(東吉部)のタケノコご飯と若竹汁を用意。参加料は1,000円。定員は24人。締め切りは4月18日。
同会事務局(宇部市総合戦略局地域エネルギー・バイオマス産業都市推進グループ)の清永浩幸さんは「山口県の竹林面積は全国4位の広さだが、タケノコ掘りを経験したことがない人は多いと思う。今年はタケノコが多く収穫できる表年なので存分に楽しめそう。地元で育ったタケノコの味を知ってもらう機会になれば」と来場を呼び掛ける。
申し込み・問い合わせは同事務局(TEL 0836-34-8268)まで。