![4月に萩市で開催した「Rethink Creator Project」の様子](https://images.keizai.biz/yamaguchi_keizai/headline/1563507591_photo.jpg)
地元クリエーターを発掘・支援するイベント「Rethink Creator Project(リシンク クリエーター プロジェクト)」が8月3日、山口大学工学部内「志」イノベーション道場(宇部市常盤台)で開催される。
「クリエーターの地産地消」を目指し、セミナーとデザインコンテストを行うプロジェクト。全国のクリエーターの育成や仕事のマッチングを手掛けるクリエイターズマッチ(東京都渋谷区)が主催し、日本たばこ産業(JT)とコラボして開く。
昨年度は全国9カ所で行い、今年度はこれまでに21カ所で実施。「宇部セミナー」は8月に始まる第3シーズンの初回。宇部市が共催し、山口県、山口大学大学研究推進機構が後援する。
当日は、地域や暮らしの中から魅力を発見するための視点の変え方を学ぶ「Rethink講座」や、宇部の風景写真にキャッチコピーを付けてポスターを作る「Createワークショップ」などを行い、身近な事柄をデザインで発信するまでを学ぶ。
講師は、デザイナーでクリエイターズマッチの羽室吉隆さんが務めるほか、企業PRやメディア制作などを手掛けるクリエーティブディレクターの大草快貴さん(オーバーウォール、山口市)が登壇する。
羽室さんは「地方創生もこのプロジェクトのテーマの一つ。リシンク=視点を変えて考え、宇部の魅力を再発見して発信できるきっかけになれば。デザインの敷居は高くない。地元で力を発揮できるクリエーターを育てていきたい」と呼び掛ける。
開催時間は13時~15時30分。定員は30人。申し込みはホームぺージから受け付ける。