山口のスタジオで手作りプラネタリウム・イベント-3D立体映像も

手作りプラネタリウムのドーム内部

手作りプラネタリウムのドーム内部

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 山口・駅通りの今市通りバス停前にある「スタジオイマイチ」(山口市駅通り2、TEL 070-6681-3977)で6月3日、手作りのプラネタリウムと立体映像を投影する「3D☆プラネタリウム」が開催された。

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 同イベントは、金沢市の工房ヒゲキタによるすべて手作りのプラネタリウム。黒いポリ袋を貼り合わせて作った、直径4メートル、高さ2.8メートルのドームの中に入り、手作りの投影機で映し出される星空を眺める。6等星まで約6,000の星を再現し、その季節に見られる星座を分かりやすく説明する。

 プラネタリウムの後は、3Dメガネをかけて見る立体映像を投影。恐竜やカゴ、ブラックホールなどが自分に向かって来る様子に、観客らは終始歓声を上げていた。同日は約20分間の投影を全8回行い、近隣の園児や小学生、大人など約60人が訪れ、プラネタリウムと立体映像を楽しんだ。

 「3D☆プラネタリウム」は、工房ヒゲキタの北村満さんが1997年から開始したもので、今回の山口を含めてこれまでに全国26都道府県に出張し、学校、イベント、祭りなどでプラネタリウムと立体映像の投影を行ってきた。10年間での総入場者数は10万人近くになるという。

 北村さんは「学生のころから趣味でやっていたプラネタリウムだったが、仕事を辞めてからは本業になった。子どもだけでなく大人でも楽しんでもらっている。星に親しんで、興味を持ってもらえれば」と話している。

山口・駅通り「スタジオイマイチ」でコンテンポラリーダンス公演(山口経済新聞)気ままな「変動相場制」の立ち飲みカフェ-ダンススタジオ階下に開く(山口経済新聞)スタジオイマイチ工房ヒゲキタ(©マルニ)

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