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宇部に「むかいの社労士事務所」 労基署など25年の経験生かし企業を支援

宇部で開業した社会保険労務士の向野さん

宇部で開業した社会保険労務士の向野さん

 社会保険労務士の向野(むかいの)淳さんが5月30日、宇部で「むかいの社会保険労務士事務所」(宇部市北琴芝1、TEL 0836-39-1580)を開設した。

「むかいの社労士事務所」外観

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 下関市出身の向野さんは、県内の労働基準監督署や山口労働局などに25年間勤務し、労働行政の最前線でキャリアを重ねてきた。これまでの豊富な経験を生かし、地域の労務課題や手続きのサポートに奔走する。

 独立の背景には、家族への深い思いがあった。「定年後に新しい挑戦をしたいという夢に加え、重度の障害を持つ長子の成長に伴い、妻1人での常時介助が難しくなってきたこと、転勤が重なる働き方を見直したいと考えた」と向野さん。「やるなら早い方が良い」と一念発起し、51歳で早期退職。妻の地元である宇部で開業した。

 主な取扱業務は、 労働災害(労災)の相談・請求手続き、労務トラブルの解決、障害年金の相談および申請代行など。向野さんが持つ「メンタルヘルス・マネジメント検定II種」の資格を生かし、従業員のメンタルヘルス対策や予防に関する相談にも応じる。

 向野さんは「行政職員時代は法律の範囲内で全力を尽くしてきたが、組織の中ではできることに限界があり、歯がゆい思いをすることもあった。独立してしがらみがなくなったぶん、もやもやを抱えたり道筋が見えずに困ったりしている方々へ、より深く寄り添えるようになった」と話す。

 「監督署時代は主に労働者の視点に立ってきたが、これからは経営者の方々が抱えるお困りごとにも全力で応えていきたい。労働者と経営者の架け橋となり、地元の企業が円滑に回るお手伝いができれば」と意気込む。

 営業時間は、9時~17時。土曜・日曜・祝日定休。

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