おのだサンパーク(山陽小野田市中川6)に12月6日、ラーメン店「なんでんかんでん」がオープンした。
「東京に豚骨ラーメンを根付かせた、博多とんこつラーメンブームの火付け役」ともいわれる同店。これまで東京・世田谷の本店(11月5日に閉店、2月に移転オープンの予定)を中心に、石川・金沢や神奈川・海老名などに3店舗を展開してきたが、今回「運営側のオファーを受けて」(なんでんかんでん・川原浩史社長)出店した。
席数32席の店内で提供するメニューは、定番のラーメン(650円)や「半熟たまごのラーメン」(750円)、「キムチラーメン」(780円)や「ねぎバカラーメン」(870円)など12種類のラーメンのほか、「水餃子」(280円)や「手羽先の煮込み」(250円)、「おつまみネギチャーシュー」(300円)など約30種類。スープは自社工場で製造したものを直送する。
店内にはテレビモニターとカメラを設置。不定期で川原社長と店内を中継でつなぎ、利用客に話かけてコミュニケーションを図るという。
日本テレビ系番組「マネーの虎」(2004年終了)などテレビ出演を多数していることでも知られる河原社長。「店のキャッチコピーは『骨のずいまで博多たい』。硬麺が売りなので多くの方に食べていただければ」と話す。「九州の人が山口に来るきっかけや地域活性の起爆剤になれば」とも。
営業時間は11時~15時30分、17時~22時(来年からは10時~22時の予定)。今月中旬ごろまで、河原社長も自ら接客にあたる。