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宇部ラーメン「一久」が「お土産つけ麺」販売-新たな定番商品目指す

一久食品の新たな定番商品「お土産つけ麺」

一久食品の新たな定番商品「お土産つけ麺」

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 宇部を中心にラーメン店「一久」を展開している一久食品(宇部市岬3、TEL 0836-32-1915)が7月1日、「お土産つけ麺」の販売を始めた。

実際に調理した「お土産つけ麺」

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 2010年12月に岬店(東見初町1)限定で提供を始めた「つけ麺」。同社専務の紀ノ崎正之さんは「当初は『お土産』で広めてから店舗で提供する計画だった。店でのお客さまの反応もよく、安心している」と話す。

 「この一杯で満足してもらいたい」と麺は250グラムの「大盛り」を入れ、店で提供するものと同じシナチクやチャーシュー、煮卵、ガーリックチップ、魚粉をセットにしたほか、パッケージは「お土産ラーメン」をベースにアレンジを加え、黒に金をあしらったデザインで高級感を持たせた。

 「添加物や保存料を使わずに、いかに具材の賞味期限を延ばすかが課題だった」と開発を振り返る紀ノ崎さん。試行錯誤を繰り返し梅酢を使うことにたどり着いたという。「スープは通常のラーメンよりも少し甘く、ドロッとしている。麺はうどん粉を使いのど越しをよくした。宇部はつけ麺になじみがない土地柄だが、ぜひ味わってもらいたい」とも。

 価格は525円。フジグラン宇部やゆめタウン宇部店、百菜屋、トライアルなどで扱う。今後は同市内のそのほかのスーパーでも販売を予定するほか、同社ホームページでも販売する。

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